お茶の時間ですよ展 九日目

土日が終わり、月曜日は雨で始まりました。

やきものの近藤康弘さん、金工の須原健夫さん、木工の小塚晋哉さんの三人展も九日目。

お店に並ぶ作品はおかげ様でだいぶ減りましたが、おすすめの素敵なものはまだたくさん。


今回の展示は、お茶の時間ということで

益子でやきものをされている近藤康弘さんは特にポットや急須の制作に力を注いでくださいました。

土瓶や大きめのポットは会期はじめのほうに旅立っていきましたが、

1~2人用でお使い頂けるサイズの急須やポットは、バリエーション豊かな姿かたちの1点物で、

釉薬も、飴釉のものや灰釉を使い、炎によって様々な雰囲気になっていて豊富にお選び頂けます。

ポットや急須をついつい手に取ってしまう私のような方には、楽しくてきっと堪えられないと思います!
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ポット 6,000円(税別) およその容量(8分目くらいまで) 200~230CC程度

つやのあるタイプの灰釉のポット。今ある中では一番小ぶりなタイプです。

夜寝る前などに一人でちょっとだけお茶を楽しみたいという方にはぴったりです。

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ポット 6,000円(税別) およその容量(8分目くらいまで) 250~280CC程度

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ポット 6,000円(税別) およその容量(8分目くらいまで) 250~280CC程度

灰釉で、あまりツヤのないマットな質感の二つです。

写真上のほうが白みがかっていて、やや焼き色が見られます。

写真下は、釉薬が割と厚めにかけられていて、とろりとした柔らかな印象です。

小ぶりの器で頂く場合であれば、お二人でも使って頂けると思います。

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ポット 6,000円(税別) およその容量(8分目くらいまで) 250~280CC程度

飴色が美しい、この2つのポットには飴釉と言って益子焼では伝統的な釉薬が使われています。

写真上は、すっきりと腰高でスマートな形ですが飴釉の色合いが温かな雰囲気も生んでいます。

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ポット 6,000円(税別) およその容量(8分目くらいまで) 250~280CC程度

胴周りの下のほうには飛び鉋の装飾。ぽってりとふくよかな丸みと広やかな取っ手が目を引く、大胆な形。

ちょっぴり北欧のやきもののような意匠を感じるポット。


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ポット 6,000円(税別) およその容量(8分目くらいまで) 280~300CC程度
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ポット 6,000円(税別) およその容量(8分目くらいまで) 280~300CC程度

ころんと丸みを帯びた形にほっこりする、2種類のポット。

今までのものより、こちらのタイプのほうが容量が入りますので、

お一人で割合たっぷりとお使いになれますよ。

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ポット 6,000円(税別) およその容量(8分目くらいまで) 350~380CC程度

今ある中では、一番たっぷり容量のポットです。お2人用として使って頂いても良いでしょう。

味わい深い釉調と色合いを持つこちらは、渋い雰囲気ながらもかなりの存在感なので

主役級の道具として、常に使い込むことで、ますます雰囲気が育ちそうです。



近藤さんが現在拠点にしていらっしゃる栃木県益子は日本でも有数のやきものの産地。

特に、昔から言われているまず第一の特徴といえば、その土が挙げられます。

砂気が多くざっくりとしており、もろさもあるので、必ずしもやきものに向いているとは言えません。

ですが、昔からある登り窯で薪を燃やし、柔らかな火で何日もかけて焼き上げると、

釉薬が土にしみこみ薪の灰が表情を与え、

洗練された陶器とは異なる、温かみのある質感を生み出すと言われています。

ただやはり砂気の多い益子の土は、穴をたくさん開ける茶こし部分や水切れの良い注ぎ口をつくるなどの

細かな造作を必要とするポットや急須を作るには難しさが伴います。

それでも、昔から急須や土瓶を得意とする熟練のつくり手さんが益子にもいらっしゃり、

今回近藤さんはその手練れのつくり手さんの講習等に参加したり、かなりの研究を重ね、

以前から作っていたものよりも、一段と良い出来映えの、

造形にも富んだポットや急須を作ってきてくださいました。


以前と違う点は、内部に取り付けられた茶こしの穴の大きさも細かくなって

茶こし機能の精度が上がっています。

そして一番は、かなり水切れ及び茶切れが良いです。

今回それぞれのポットの容量を測った際、

最初は注ぎ口から水が垂れないかどうかをすごく気にしていたのですが

あまりにも水切れが良く、まったく垂れてくることが無かったので

本当にストレスなく使うことができました。


使うときのストレスがなく、何も気にすることなくいつも自然に使える毎日遣いのポットたち。

茶切れの爽快なティーポットをお探しだったという方にぜひご覧頂けますように。
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by kougeihyakushoku | 2015-03-09 22:59 | 企画展など | Comments(0)


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