カテゴリ:編組細工、産地の手しごとの品々( 94 )

入荷 山梨すず竹細工米砥ぎ笊(三合用、二合用)

先日も同じことがあったのですが、

今朝もまた黒い揚羽蝶が表戸から中庭にすーっと入ってきて、

青々とした草木の周りをしばし戯れて飛んでいました。


去年まではレモンの木があって、揚羽たちはそこに卵を産みに来ていたのですが、

あまりにも青虫たちが産まれ過ぎて葉っぱが食べ尽くされたからか、

残念なことにレモンの木は枯れてしまったのです。

今年は何も拠りどころがなく蝶たちには申し訳ないですが、

せめて花の蜜や花粉のお食事に来てもらえたらと思います。


さて、山梨すず竹細工の米砥ぎ笊の七寸(三合用/およそ径21×高さ10cm )、

二寸(二合用/およそ径18×高さ9cm)が再入荷してきました。

写真はストックから失礼します。

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山梨すず竹細工米砥ぎ笊七寸(三合用) 4,000円(税別) およその寸法(cm)径21×高さ10

一枚目の写真は、笊全体をしっかり支える「力竹」の部分。

ぐるりと力強く縁に巻き止めています。

このたくましさが実に頼もしくて、なんとも好感を覚えます。


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山梨すず竹細工米砥ぎ笊六寸(二合用) 3,700円(税別) およその寸法(cm)径18×高さ9

二枚の写真は、一番小さな六寸サイズが三つ並び。

コンパクトサイズで省スペースです。

お茶や乾物などをささっと仕舞っておいたり、クロス類をまとめておいたり、収納道具としても便利ですよ。


三枚目は、実際に我が家で使っている米とぎ笊。
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モノクロにしてしまったのでわかりにくいですが、

日に焼けてきて、飴色が濃くなってきました。

底の網代編みと力竹は、本当にがっちりとしながらも健康的な美しさでいっぱいです。
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by kougeihyakushoku | 2017-05-28 22:47 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 鹿児島白竹細工の平型の角物

注文していた鹿児島と大分の角物の籠ですが、今年分のご紹介はこれでラストです。

平たいタイプの角物の籠(およそ27×22×高さ9cm)が一点のみ入荷しています◎
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一段弁当箱(平型) 9,200円+税 およその寸法(cm)27×22×高さ9

いつも百職に飾る草花を買わせてもらっています河原町丸太町のgriotteさん。

素敵なインスタグラムのpostに毎回心爽やかにしてもらっているのですが、

そのgriotteのゆきえさんが、先日おじろ角物店さんの籠に

そうめんを収納している楽しい籠の使い方に感激!

数日後に入荷したこちらの籠。
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作った方こそ違いますが、なんだかこれにもそうめんが入りそうな雰囲気のサイズ感…。

ということでgriotteのゆきえさんにならって、私も試しにおそうめんを入れてみると…!

おお!
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見事にこのような感じに収まりました!

た、楽しい!

思わずgriotteのゆきえさんにも「この籠にもおそうめん入ったんですよ!」とご報告。

籠を使うって、本当に楽しいですし、

ゆきえさんにも「楽しいことは広めましょ」という素敵なお言葉まで頂けて。

そんなわけで籠にそうめん収納pic、私も撮りました!

喜んでいたら、猫も近づいて来て"何してんのー?"と興味津々に籠とそうめんの匂いをくんくん。
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私もやってみたいという方、今年の夏はぜひお試しください笑

もちろんそうめん以外にも、普通に大きなお弁当箱としてもお使い頂けます◎

お手紙や葉書類などを仕舞っておいたり、幅広いお道具箱としても。

本当にどんな使い方でも自由に楽しめるのがかごの良いところ。

用途が決まっていないと悩むかもしれませんが、

そこは自分の好きなように使ってもらって楽しんで頂けることが一番です。

どんな風に使えるか自分流の見立てを楽しみつつ、日々の暮らしに取り入れてくださいね。
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by kougeihyakushoku | 2017-05-24 00:41 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 大分白竹細工の大きめの角物籠

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こんにちは。

昨日の京都は30度まで上がり、

いつもは涼しい町家造りの百職の店内もさすがにやや蒸した空気が流れておりました。

海外から観光でいらしたとおっしゃるお客様が、また不思議と立て続けにお越しになった日でした。

何故かこういうのって続くんですよね笑

ちょっと込み入った内容を聞かれることもあって軽くパニックになり、どっと冷や汗が出て、

せっかく新しく入れた翻訳アプリを使うことを忘れるくらいのテンパリぶり。

暑かったのと緊張したので、今日はもう夕方くらいからすでに眠く、今や瞼が閉じそうです…。

眠気をこらえて入荷したお品のことを。


楽しみに待っていた、大きめの手つきタイプの角物が今回は大分から入荷しました。

蓋が取れるタイプと、蓋と身が蝶番で付いているタイプと2種類です。

大きさはどちらもだいたい27×21.5×高さ15~16cmくらいです。
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手がついていても、こうして手を下げておけば重ねておくこともできるんですよ。


こちらは蓋と身が蝶番でついているタイプ(およそ27×21.5×高さ15~16cm)。
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手つき一段弁当箱(大・蝶番付き) 15,000円+税 およその寸法(cm)27×21.5cm×高さ15~16
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開けたり閉めたり、ぱたぱたとスムーズな開閉ができます。

通気性の良さと静菌作用が魅力の竹。

大きめサイズの角物は3~4人用のお弁当箱として使えます。

でもせっかくなので日頃から活用すべく、ふだんの収納にも使いたいですよね。

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こんなふうにお掃除グッズなどを入れるようなイメージもいいですし、

ふきん類のストックなどを仕舞っておくのも便利。

普段に使う消耗品たちも、丁寧に作られた籠に仕舞っておくと、それだけで楽しい気分に。

実は縄文時代の遺跡からも竹で作られたものが出土するほど、

本当に本当に古くから親しまれてきた竹の品々。

今でも愛用され、そしてまた新たな魅力に気づいて目を向けてくださる方が最近増えているのは、

本当に嬉しいことだなと思います◎


さて次のこちらは、蓋と身が別々になるタイプ(およそ27×21.5×高さ15~16cm)ですよ。
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手つき一段弁当箱(大・蝶番付き) 15,000円+税 およその寸法(cm)27×21.5cm×高さ15~16

こちらにはガラスのグラス類を入れてみました。

特に夏はガラスのグラスやコップの登場回数も増える季節。

良く使うお気に入りをこうして籠に入れておいて、取り出しやすいところに置いておくのはどうでしょう。
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蓋をトレイ代わりにして、そのままテーブルへ。

今シーズン、この蓋と身が別々になるタイプの大きめサイズの角物は二点のみ入荷となりますので、

ご希望の方はどうかお早めに!

蓋と身が蝶番でついているタイプのほうは早くも残り一点となっています。

追加入荷は残念ながら今年はもうない予定ですのでどうかご了承頂けますよう…!
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by kougeihyakushoku | 2017-05-20 12:49 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 鹿児島白竹細工の小さな小さな角物の籠

◎今週の休業日
5/16(火)、17(水)、18(木)はお休みとさせて頂きます。



京都は葵祭の日でした。

時代衣装を身にまとった古典行列が、京都御所から下鴨神社、そして上賀茂神社へと向かうのです。

百職にいらしたお客様とお話していたら「バス越しに葵祭の行列が見えました」というお客様もいらして、

運が良かったですねえと。

葵祭の頃になると毎年決まったように、

すっかり道を照らす陽射しも眩しくなって、ああいよいよ夏が来るんだなあという予感を運んできます。

さて鹿児島から角物の籠の入荷を先日お知らせしましたが、

その数日後にまた違うサイズがぽろんと届きました。

できたらお願いします、と頼んでいたミニミニなサイズを今年も一つだけ拵えて頂いたようでした。

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白竹の小さな小さな角物バスケット 6,900円+税 およその寸法(cm)13.5×13.5×高さ12

気になる方は、この寸法をしっかりお手もとでご確認くださいね。

だいぶ以前に撮った、ピントの甘いストック写真で失礼します。

このように膝にちょこんと乗るくらい小さなおサイズです。

こんなのを小さなお子様が手に持ってお散歩していたら、きっと可愛らしいでしょうねえ。

小さなお子様のためのお弁当籠、手づくりのお菓子などを入れて持ち歩いたり。

お部屋に置いて小物の整理用にお使い頂いても。

コンパクトなサイズは部屋置きの際にも場所をあまり取らないので助かりますね。

サイズはミニミニでも、普通サイズのお品とおんなじようにきっちり編まれた本格派。

お子さんでも、ちゃんと「本物」に触れて頂けるとお約束します◎
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by kougeihyakushoku | 2017-05-16 00:24 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 鹿児島白竹細工の角物の籠たち

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こんにちは。

GW後半は、連日暑い日が続いていますね。

本日もたくさんのお客様とお会いすることができ、遠くからのお客様も。

本当にありがとうございました…!


いよいよ竹細工の季節も到来といった店内になっています。

さ、昨日も少し書きましたが今年も鹿児島の角物のお弁当籠たちが到着しました。

今回の便では箱型と手つき型が、4種やって来ています。


まずはこちら。
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箱型一段弁当籠(細長) 6,900円(税別) およその寸法(cm)21×12×高さ7
手つき一段弁当箱(正方形) 8,100円(税別) およその寸法(cm)16×16cm×高さ12


細長タイプのお弁当箱は、持ち歩きもコンパクトにまとまるのでとても便利。

バッグに入れて持ち歩くことも多いはずなので、やはり「コンパクトさ」って結構重要だったりしますよね。

手つきの場合は、やはり持ち運ぶのに便利という利点が魅力ですね。


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手つき二段弁当籠(長型) 13,000円(税別) およその寸法(cm)14×20×高さ17

こちらは手つきの二段の形。

お弁当箱として使う場合なら1人~2人分はたっぷり入れられます。

整理整頓で使う場合でも収納力は抜群ですよ。

重箱のように重なっていて美しく、

それぞれの段にお菓子やお茶を入れておもてなしに使っても素敵だと思います。

一段目、二段目の底部分の編み方がそれぞれ違って美しいです。


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左/手つき一段弁当箱(正方形) 8,100円(税別) およその寸法(cm)16×16cm×高さ12
右/手つき一段弁当箱(長型) 8,100円(税別) およその寸法(cm)13×19×高さ10


一人分のお弁当箱でしたらこれで充分なサイズ。

お茶道具を仕舞っておいて、テーブルの上に置いておいても良いですね。
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お弁当を入れる際は、中にオーブンシートやワックスペーパー等を敷いて使って頂くと、

雰囲気を壊さず、なおかつ汚れにくくお使い頂けると思います。

竹の弁当箱の場合、できるだけ汁気の少ないおかずを入れたり、

野菜などはしっかり水気を切ってから入れるなど

ちょっと工夫して頂ければ気軽に使って頂けますし、

ゆっくりと飴色に変化していって本当に一生ものになりますよ。
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by kougeihyakushoku | 2017-05-05 19:19 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 愛知県の淡竹細工楕円笊と、宮城篠竹細工の目かご

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こんばんは。

先日、一度入荷しましたがどちらもすぐに売切れてしまいました。

今回二回目の入荷分が届きましたのでご紹介します。


一つ目は、淡竹で編まれた楕円笊(およそ24×19×高さ3cm)です。

切ったお野菜を乗せておいたり、水切りしたり、パン籠として使うにもちょうど良い小ぶりなサイズです。
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淡竹楕円パン籠 4,000円+税

丸よりも楕円型のほうが、ちょっぴり省スペースになるでしょうか。

丸い皿たちの中に楕円型を置くと、ちょっと食卓の情景にも変化が生まれますね。
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笊の縁は、外側と内側に縁用のひごを当てて挟み込んだ仕上げ方です。

更に細かく書くと、外と内の隙間を隠すため、

細く割いた「柾割竹」を乗せ、その上で外側と内側のひごで挟み、銅線で縛り上げる入念な造りです。

昔はこういう笊を、ひっくり返すと亀の甲羅に似ているところから、

亀ざるとか亀の子ざるとか亀の甲ざるなどといった名で、重宝していました。

どちらかというとお店や大きな施設などで使われていた、業務用でした。

今では、亀ざると言えば形はこのような雰囲気を残したまま、

素材はステンレスで作られたものがほとんどです。

似たような造りのものは海外製のものがありますが、

丁寧にひごを作っていたり、止め方が入念にされていたりと細部を見ると大きく違います。

本当に万能なざるなので、台所道具やうつわとして、どんどん使ってみてほしい笊です。


二つ目は竹ざるの定番・目かご(およそ径21×高さ8cm)。

宮城県篠竹細工のものです。
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目かご 2,700円+税

数年前に入荷していた目かごが手に入らなくなってしまい、

今年から新たな目かごを取り扱うことにしました。

目かごにも、いろいろな目の細かさがあります。

目かごは、もともとは小豆を洗うためのかごで「小豆洗い」とも呼ばれます。

小豆自体、品種によって様々な粒の大きさがありますから、目かごの編目もいろいろなサイズがあります。
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この新たに取り扱うことになった目かごは、比較的目が詰まっています。

そこにとても美しさを感じます。

縁巻きに使っている竹もすべて篠竹です。

篠竹は柔らかい竹ですから、あまり重いものを入れるのには向いていません。

昔はきのこを洗ったり、野菜を洗ったり、海辺の暮らしでは貝を洗うのにも使ったそうです。

今の暮らしでも台所仕事で充分活躍してくれると思います。

切った野菜の水きりざるに使ったりも便利です。

深さもありますので、クロス類などをしまっておいたり、

果物を入れたりなどさまざまに使って頂くことができますよ。

六角形が連なった、六つ目編みで構成されています。
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六つ目編みは基本の編み方の一つで、

それですべてが出来ているお品ですから造りの良し悪しがわかりやすいものです。

しかし手をかけ過ぎると普段使いのお品の値段ではなくなってしまいますし、

だからといって粗雑であっては実用に耐え得る品質ではなくなってしまいます。

こちらは全体を見ても造りのバランスがとても良く、丁寧な仕事が成されています。

その物に合った丁度良い手数というのは、時代が進むにつれて基準が難しくなってきていると思いますが、

この目かごは地味な存在かもしれませんがとても実直に作られており、

好感のもてるお品に仕上がっていると感じます。
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by kougeihyakushoku | 2017-05-01 23:58 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 公長齋小菅さんと大分の竹職人さんたちによる竹の道具が届いています

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こんにちは。

明日からはいよいよ黄金週間の始まりですね。

でも今回は祝日の29日が土曜日なので、

連休の始まりというよりも、普通の土日気分な感じのするような…。

とはいえ2連休+5連休の方がほとんどでしょうし、

間の平日も休みを取っていらっしゃる方は9連休!すごい。

アルバイト時代も含めると、私は10代後半からずっと接客業をしているので、

GWの大型連休という響きに憧れます。

だからと言ってどこか行きたい場所があるかというと思い浮かぶわけでもなく、

すっかりこの仕事をしていることが染み付いているんだなあと感じます。
(もしくは貧乏性か…)


さて、公長齋小菅さんと大分の竹職人さんたちによる竹の道具が入荷しています。

まず公長齋小菅さんは、1898年創業の創作竹芸品メーカーさんで京都でも指折りの老舗。

扱っていらっしゃる品々は、企画デザインを公長齋小菅さんが、

制作は、大分に構えた制作工房にいらっしゃる竹細工職人さんたちを中心として行っているそうです。

品物によっては、鹿児島のほうの職人さんにお願いしたりするものもあるそうですが

今回のお品は大分の職人さんの手によるもの。


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白竹六つ目籠(中) 4,500円+税 およその寸法(cm)径22.5×高さ8.5
白竹六つ目籠(大) 5,000円+税 およその寸法(cm)径26.5×高さ8.5


まずは白竹の六つ目編みの蓋物。

中サイズ(およそ径22.5×高さ8.5cm)と、大サイズ(およそ径26.5×高さ8.5cm)。

真竹を晒した、清新な白い色が印象に残ります。

収納として使うのももちろんですが、お料理を盛りつけたうつわを、この籠にしつらえ、

食卓に並べ、そして蓋を開けてみる…!

きっと驚きと楽しさに満ちた食のひとときに活躍してくれる、うつわにもなるでしょう。

底には、太めに拵えた「筏(いかだ)」と呼ばれるひごが差し込んであるので、安定感と耐久性もあります。

編目から、ちらり覗く中の様子がうかがえるのも趣がありますね。

竹編みでも基礎の編み方のひとつと言われる「六つ目編み」は、シンプルでいながらも「華」を感じさせます。

と同時に、横斜めと合計6本のひごを組み六角形を作ること強度を持った編み方です。

歴史も古く、正倉院の御物にある鳥兜(舞楽の装束で頭にかぶるもの)の一部分にも

この編み方が使われています。



お次は、やはり白竹を使った茶こし(およそ径7×長さ17cm)です。
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白竹の茶こし 1,500円+税 およその寸法(cm)径7×長さ17

公長齋小菅さんの茶こしは、久々にお願いしました。

この春に新しい形にリニューアルしたそうです。

それはこのフックのような部分がついたこと。

ここが、茶器に引っかかってくれるような役割を果たします。
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ですから、ずっと柄の部分を持ったまま支えていなくて大丈夫なので、ちょっと目を離しても大丈夫!

より使いやすい形に生まれ変わりました。

昔から受け継がれるものを守る部分と、より良く革新していく部分と、どちらも大切ですね。


最後は百職の隠れた(?)ロングセラーの炭化竹のトングです。

今回はトングM(およそ6.5×長さ18×高さ1cm) と、

トングS(およそ3×長さ10×高さ0.8cm)が入荷しています。
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炭化竹のアイストング 700円+税 およその寸法(cm)6.5×長さ18×高さ1
炭化竹のシュガートング 350円+税 およその寸法(cm)3×長さ10×高さ0.8


竹を高圧釜で圧力をかけ、燻製状態にした竹を炭化竹と呼びます。

やや飴色の色合いが特徴です。

先端は、平らにして溝を入れてあるのでつるりとした食材もしっかりとつかむことができます。
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Mサイズはパンの取り分けやアイスペールとして使うのも良いでしょう。

サラダと一緒に食卓に出しても良い感じです。

可愛らしいSサイズは、シュガートングにぴったりです。
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by kougeihyakushoku | 2017-04-25 00:30 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 青森根曲竹細工の楕円椀籠が久々に入荷しています

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前回の入荷から数えると一年ぶりとなった、

椀籠の中でも一番お問合せの多い、青森県根曲竹細工の楕円型の椀籠が届いています。

一番人気の高い大サイズ(およそ34×23×高さ15cm)です。

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青森根曲竹細工楕円型椀籠(大) 9,900円+税 およその寸法(cm)33×23×高さ13.5

こちらの椀籠は、数ある楕円型のかごの中でも細長のスリムさんです。
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大サイズと名づけられている割には、実際に見ると小ぶりに感じる方もいるでしょう。

でもだからこそ、スモールキッチンにも置きやすいのではないかと思います。

山盛りの洗い物を置くには少々コンパクトなサイズかもしれませんので大家族向けではありませんが、

3~4人くらいのがご家庭でしたら上手に使って頂けるのではないかと。

気になる方は、サイズを今一度よーくよーくご確認くださいね。


底を支える力竹も、竹を半割りにしたものを使っていて耐久性を高めています。
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底上げされている形は、通気性を高めるための工夫ですね。

洗った後の食器を乾かしておく籠なので、椀籠と呼ばれています。

しなやかな竹の弾力を生かしてあって、食器を置いたときのうつわへの当たりが、

金属製のものに比べると優しい感じがします。
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ただ水を切るための籠ですから、ぬれている状態のことが多く、

他の笊や籠に比べて、カビや黒ずみが出やすいという欠点もあります。

つるつるした皮のほうにカビが出ることはあまりないですが、

皮を剥いてざらざらとした「身」の部分に出ることがありますので、

「できるだけきれいに使いたい!」という方は、

なるべく気がついた時にお手入れしてあげるように心がけてくださいね。

可能な限り長く使って頂くためのお手入れとしては、

水切りが終わったあとは、籠自体もしっかり洗います。

黒ずみが出ているのを見つけたら、ブラシやたわしなどでこすり洗いしたほうが良いでしょう。

頑固なカビの場合は、重曹を振りかけてごしごしするのも有効です。

念を入れたい時は、手間ですが仕上げに熱湯をかけ回すと殺菌効果がアップします。

もちろん水気はできるだけ拭きとってください。


そしてここからが肝心。

立てかけるか吊るすかして風通しを良くし、しっかりと乾かしてあげること。

風通しを良くしてしっかり乾かすのが、笊や籠をカビから守る一番のコツです。

ステンレス製品よりも手入れの手間はありますが、

大切に使えば使うほどに愛着がどんどん深まっていく椀籠ですよ。
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もちろん椀籠として以外にも、野菜の収納や、

身の回りのインテリア収納にもお使い頂ける万能さもあります。
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by kougeihyakushoku | 2017-04-23 18:50 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(2)

入荷 山梨すず竹細工のうどん笊、蕎麦笊

しばらく種類が揃っていませんでしたが、

久々に蕎麦笊、うどん笊ともに七寸と八寸サイズが揃いました、山梨すず竹細工の笊。

甲州笊などとも呼ばれています。
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奥側/山梨すず竹細工うどん笊
小・七寸 2,600円(税別) およその寸法(cm)21×高さ3
中・八寸 3,400円(税別) およその寸法(cm)25×高さ約3

手前側/山梨すず竹細工蕎麦笊
小・七寸 2,600円(税別) およその寸法(cm)21×高さ2
中・八寸 3,400円(税別) およその寸法(cm)24×高さ約2


すず竹は、山梨や長野、東北などの寒冷地や山の麓に生える細くてしなやかな竹で、

長野ではみすず竹とも呼ばれています。

山梨のすず竹は、富士山の二合目周辺に自生しており、そこから切り出した竹を使います。

地元では、「富士勝山すず竹細工」という名前で、伝統工芸品に指定されており、

古くから、暮らしの品や物産品として広く使われていたそうです。

細く割ったひごを使い、丁寧で美しい編模様を成した甲州の竹細工たちは、

同時にとても丈夫で長持ちします。


奥側が、うどん笊と呼んでいるタイプ。

皿で言うところの「リム」部分が立ち上がって、少し深さのある造りになっています。

うどんを茹でて、お湯ごと笊にあけ、流水で洗っている最中にざるから麺がこぼれにくい形になるよう、

深めの立ち上がりをつける工夫がなされていったという話です。

山梨では他の地域よりも比較的太めの麺を食す文化があり、

甲州笊は自然と、縁が立ち上がっている形の笊が昔から作られてきたそうです。

笊の形にも文化や県民性が表れますね。


対して写真手前のほうが蕎麦笊。

「盆皿」「蕎麦皿」などとも呼ばれており、確かにお盆や平たい皿のような形。

これぞ蕎麦笊、といった趣で、定番として長くご愛用頂けるでしょう。

重ねてもかさばりにくいのも良いですね。
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またうどん笊も蕎麦笊も、底が安定しているので器として食卓に置いたときも使いやすく助かります。

七寸サイズは一人前の量を、八寸サイズでしたら二、三人前の量にお使い頂くのにぴったりです。

淡い緑色がきれいですね。
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左が蕎麦笊。右がうどん笊。

ここからだんだんと淡い黄色へと変わっていきます。

縁巻きのひごには新しい柔らかい竹を使っており、

採ったばかりの新竹で巻いた縁を押してみると、やはり弾力が違います。

この新竹は「のろっこ」と呼ばれているそう。なんだかかわいい響き。


作り手さんの高齢化も進み、仕上がりの出来などの関係で

少しずつ入荷が不定期となっています。

ぜひお店で実物を手にとって、細かな様子をご覧になってくださいね。
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by kougeihyakushoku | 2017-04-20 20:01 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 新潟篠竹細工のしちなりかごが届いています

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新潟の篠竹で編まれた、しちなりかご。

中サイズ(約25×23×高さ15cm)と、大サイズ(約34×29×高さ17cm)が入荷しています。

昔からの使い方は紐をつけて腰から提げ、田畑や野山では稲穂や種、実などを入れたり、

海では魚や貝、海藻を入れたりなどなど、

地元の様々な地域で収穫や作業の際の必需品として使われてきた籠です。
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しちなりかご(新潟県)
中/およその寸法(cm)横幅25×奥行き23×高さ15 3,600円(税別)
大/およその寸法(センチ)横幅34×奥行き29×高さ17 4,700円(税別)

ご存知の方も多いかもしれませんが、

このしちなりかごは「七」通りにも使い方が「成る」かご、ということで名づけられたと言われています。

竹の内側を表にして巻き込んだ、太い縁巻きが力強いです。

全体もしっかりと力を込められた編み方が見て取れますし、本当に丈夫です。

素材の竹もところどころ黒や茶色の汚れに見える部分がありますが、これは天然のものです。

料理などに使う笊類に比べると、ささくれなどに対する細やかな始末は省かれていますが、

これは、もともと「堅牢さを優先した道具」として作られているが故です。

ささくれは使い続ける間に取れていったりするものですので、どうぞご理解頂けましたら。

とは言え、角の部分などはしっかりと丹精こめた仕事が成されています。

縁の下の隙間に昔は紐を通したものですが、ここから光が差し込んでとてもきれいなのです。

真上から見ますと、口も広くて中のものも取り出しやすい形です。
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ころりとした形は愛らしく、且つ安定感があります。しっかりと据わりが良いのです。

野菜の保存籠としてもぴったりです。

懐かしい雰囲気とどっしりした安定感。 色々なものの収納や整理整頓などにも。

ささくれが気になる方は、布類を中に敷いてからお使いになるのも良いと思います。

しちなりかごは、どちらかと言えばマイナーというか、地味なかごに入るかなと思うのですが、

この素朴ででも力強い「人の手」を感じるこの籠が私はとても好きです。

一目見て「美しい」「麗しい」と感じる品ではないかもしれません。

ですが、働いている人の無垢で一生懸命な姿を見ていると「美しいな」という思いを抱いたりするように、

この籠を手にすると、太く整えられたひごの朴訥さ、

そしてそのひごの力に負けないよう手を操るつくり手の力強さといったものが、

健やかな美しさとはなんであるかといったことを無言で教えてくれるような気がするのです。

目立たない籠だけれど、私は大好きです。
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よろしければぜひお手にとって頂けると嬉しいです。
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by kougeihyakushoku | 2017-04-16 23:56 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)


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