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カテゴリ:編組細工、産地の手しごとの品々( 81 )

入荷 鬼おろしと山梨すず竹細工米砥ぎ笊が追加入荷してきています

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今日はほんの少し春を感じるような、しっとりとした雨の月曜日でした。

平日でしたが、今日も東京方面や大阪、兵庫からなど

京都以外の場所から足を運んでくださったお客様も。

本当にありがとうございました…!

明日と明後日は定休日なので、取り急ぎですが再入荷したものをお知らせしておきますね。

先日、入荷してすぐに完売してしまった、

孟宗竹の鬼おろしと、山梨すず竹細工の米砥ぎ笊が追加入荷してきました。

米砥ぎ笊は、今回入荷分は二合用と三合用のみです。

五合用は、次の入荷予定は未定ですがまた届きましたらお知らせしますね。

お気に入りの道具がそばにあれば、冬の台所しごとも少しはテンション上がるかな?
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by kougeihyakushoku | 2017-02-07 02:07 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 長野あけび蔓細工のバスケットと四角い籠

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ざるやかごなどの、いわゆる編組細工がいろいろ並ぶ季節は、まだもう少し先ではあるのですが、

それでも先週から今週にかけては思いがけず入荷が続いています。

とにかくご紹介が追いつかないくらいです(><)


長野のあけび蔓細工の籠も届きました。

一つはバスケットタイプの手つき籠。
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長野あけび蔓細工すかし編入りバスケット一本手 20,000円(税別)
およその寸法(cm)36×27×高さ42※持ち手含めた高さ

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並編と、そして真ん中にはすかし編みが入れられており、全体のデザインのアクセントになっています。
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持ち手は、三本どりして蔓を力強く巻き上げて作られており、野趣あふれる美しさです。

画像で見るとそれほど大きくは見えないかもしれませんが、実際は意外とたっぷりとしたサイズ。

かご部分はおよそ36cm×27cm、持ち手まで入れると高さは42cmほど。
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容量たっぷりサイズなので、多めの買出しにも心強いです。

ピクニックバスケットとしても使うのもかなり魅力的!


もう一種類は浅めの四角い籠。
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長野あけび蔓細工すかし編四角籠 12,000円(税別)
およその寸法(cm)30×23×高さ9


底は並編でしっかりと。

側面はすかし編みで、軽やかな印象。

A5サイズの紙が入る大きさです。
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お台所まわりでの食材などの収納にも良いでしょうし、

ハンカチやタオルなどの布類の整理整頓にも良い雰囲気です。
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パン籠として食卓でお使い頂くのも、存在感があって素敵です。


あけびもまた他の天然素材と同じく、材料の蔓の仕込みに手がかかります。

採って来た蔓は、まずは一冬から二冬、場合によっては三年以上もかけて乾燥させます。

それから、材料の太さや色などを揃えます。

次に水や湯に浸し、柔らかくなってきたらやっと編み始めることができます。

でもこの丁寧な下準備を経ることが、美しいものが出来上がることに繋がっているのですよね。

長野県では、野沢温泉村一帯であけび蔓細工が冬の副業として作られてきました。

今では県の伝統的工芸品に指定されています。

地域の伝承では、江戸の初め頃にはすでにあけび蔓細工が始まっていたとされています。

もともとこの一帯ではあけび蔓がはびこって作物を生育を妨げるほど。

あけびは人々にとっては厄介なものと煙たがれていたそうです。

或る日、村にやって来た旅の僧が、一宿一飯の礼としてあけび蔓細工を作り、

それを見た村人たちが自分たちも作り出し、広まったのだとか。

村から出る温泉や川の水に浸し皮をむいた「製白蔓」で編んだ物が昔は人気だったそうですが、

最近では天然の風合いをそのまま生かし、赤茶色の表皮をつけたまま編む「赤棒」が人気です。

良いお品には良質な材料が不可欠。

最近ではなかなか質の良い蔓が採れなくなってきているという声は、

あけびに限らずいろいろな分野のものづくりで多く聞かれます。

こうして素敵なお品が届くにつけ思うことは、

モノだけではなく、それを取り巻く自然環境も含めて

まずは自分自身もっと広く目を向けて学ばんでいきたいと、そんなことを考えたりもします。
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by kougeihyakushoku | 2017-02-02 03:52 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 大分別府竹細工の茶こしが入荷しています

晴天の朝から、雨がそぼ降る宵の口へと。

本日も無事に営業終了しました。

入荷のお知らせをご覧くださり早速足を運んでくださったお客様も今日は終始多くて、

皆さまありがとうございました!

夕方、土岐在住の陶芸家 永塚結貴さんがひょっこり。

京都までお料理を習いに来ていらっしゃるので、その帰りに寄ってくださいました。

偶然居合わせたご来店のお客様とうつわをはさんでお話されたりと、

展覧会でもないのにちょっと珍しいサプライズな出来事に、お客様も喜んでくださいました。


入荷のお知らせ。

こちらもいつもの定番で、竹の茶こしが届いています。
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大分別府竹細工 茶こし(小) 900円(税別)
およその寸法(cm)径6.5×全長15×茶こし部分の深さ7


真竹と籐で作られている、この小さな手仕事の道具は「ちっちゃいもの好きな心」をくすぐってきます。

茶こしなんて、普段の生活の中では、絶対に絶対に必要不可欠な道具というわけではなく

「あると便利だなあ」というカテゴリーに入れられてしまう最たる存在ではないでしょうか。

しかし。

茶こしがある。

更にこんな小さな竹細工で、しかも小さいくせに中々うまいこと作ってある茶こしがあると、

もうそれだけで気分が良くなったりなんて、よくある話。

「道具」というのは、たとえそこまで必要性が高くなくとも、

ただそこにあるだけで、所有している私たちの気持ちを高めてくれたりする存在だったりして、

本当に振り幅が広いなあと感じ入ってしまいます。

「道具」の持っている、存在感。

この小さな茶こしがたくさんの方が手に取ってくださるのは、

やはりそういった「存在感」があるからなのだろうな、と思います。

私自身も、別にこれがなくてもお茶は淹れられるのですが、

あえてこの小さな茶こしを使うと…なんでしょう?

不思議と心が和んで、ちょっとにこにこしてしまいます。
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by kougeihyakushoku | 2017-01-29 20:32 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 山梨すず竹細工の米砥ぎ笊(二合、三合、五合)

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こんにちは。

百職でもいつも人気の、山梨すず竹細工の米砥ぎ笊。

待望の入荷分がつい昨日届いたのですが、

こちらも鬼おろしに続いて、またしてもあっという間にほぼ完売となってしまいました。

重ね重ね本当に申し訳ありません…。

こちらもつくり手さんのほうに問い合わせたところ、

二合用、三合用はまだ少し在庫があるということで近々送ってもらそうですが、

五合用は在庫がないということで、しばらく入荷までお時間頂きそうです。

楽しみにしておられた皆さまにはもう本当に申し訳ないのですが、

どういったお造りなのか、サイズ、価格だけでもご紹介しておきますね。
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上から順に/
山梨すず竹細工米砥ぎ笊八寸(五合用) 4,200円(税別) およその寸法(cm)径24×高さ12
山梨すず竹細工米砥ぎ笊七寸(三合用) 4,0000円(税別) およその寸法(cm)径21×高さ10
山梨すず竹細工米砥ぎ笊六寸(二合用) 3,700円(税別) およその寸法(cm)径18×高さ9


目安として「○合用」と書きましたが、三合炊く場合でも、

人によっては大きなサイズで余裕をもって研ぎたいとおっしゃるお客様もいらっしゃるので、

どれが使いよいかは人ぞれぞれ。

よくサイズをご覧頂いて、じっくりイメージしてくださいね。

山梨のすず竹細工はひごを細く作るのが特徴。

細やかな印象の編目、しなやかで水切れが良いところも大きな魅力です。

裏返すと、笊全体をしっかり支えるように「力竹」といって十字型に竹が差してあります。

たっぷり入れて重くなっても、この力竹がしっかり支えてくれるから安心、という工夫です。

実用性に加え、見た目のアクセントにもなっていて、用の美を感じさせてくれます。
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手にちょこんと持っているのは、入荷した中では一番小さな六寸サイズ。

コンパクトサイズなのでお米砥ぎ用でなくても、これはこれで使い勝手良さそう。

にんにくなんかを入れて吊るしておいたりしても丁度良いです。

大きな笊だと場所を取ってしまうなあ、という時にはやはり小ぶりなサイズがあると活躍します。

ボウル類もそうですが笊も同じで、ついついいろいろなサイズをほしくなってしまう病です。
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by kougeihyakushoku | 2017-01-29 16:18 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 孟宗竹の鬼おろし

大根が美味しくなって、そして鍋物が美味しくなって。

そんな季節には、やっぱりこれこれ!

鬼おろし。

これがあるといいなあ、となる方も多いようで。


待望の入荷分がつい先頃届いたのですが、またしてもあっという間に売り切れになってしまいました。

ブログに載せる前に完売って。私も驚きましたが本当に申し訳ありません…。

予定では近日中には、追加分が再入荷して参りますので、

とりあえずどういった造りなのかだけでも、ここでご紹介しておきますね。
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鬼おろし 2,000円(税別) およその寸法(cm)29×厚さ3

百職がオープンして以来、ずっとおなじみの孟宗竹の鬼おろし。

歯が十二本あるので、馴れてくるととてもおろしやすいです。

程よく粗く、水っぽさもない、栄養も旨味もそのままの大根おろしができます。

ざくざくとした食感と大根の栄養をたっぷり摂りたい時にはぜひ。

大根のほかにも、蓮根や山芋、人参、じゃがいもなどを、ざっくりとおろしたい時にも◎

蓮根やじゃがいもは、ざっくりおろしてお焼きなどを作ってみると素朴で美味しいですよ。

名前の通り、鬼の歯のように尖っていてとても硬く、すり減りにくいので長持ちします。

洗う時は、手を傷めないように気をつけながら洗ってくださいね。

たわしでごしごしするのがおすすめですが、

なければスポンジなどで充分注意しながら洗ってもらえれば大丈夫です。
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by kougeihyakushoku | 2017-01-29 16:06 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 長野根曲竹細工の円筒形の籠、かばん籠

■10/31(月)の営業時間変更のお知らせ
10/31(月)の営業時間ですが
商品の配達、打ち合わせ等が入ってしまいましたため、
恐れ入りますが12:30~15:30までの営業とさせて頂きます。
急なお知らせで申し訳ありませんが、何卒よろしくお願い致します。


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こんにちは。

今日はしっとりと雨の日となっていますね。

秋晴れのイメージもありますが、

秋は雨も多い季節なので、雨にぬれた草木の美しい眺めを見るのも楽しいです。

本日は15時までの営業とさせて頂きますので、予約投稿の記事となっています。

ご了承くださいね。

長野根曲竹細工から二種類の籠が届いています。

一つ目は円筒形のかごが再入荷しています。
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長野根曲竹細工 筒型の籠 12,000円(税別) およその寸法(cm)径26×高さ30

まだ少し青みが残り、清清しい趣です。縁巻きのひごは燻し竹。

時間が経つごとに青が抜け、黄味が増して味わい深い姿へと変わっていきます。

写真では枝を入れてみましたが、

この形でしたら本当にいろんな用途に使って頂けますね。

新聞や雑誌をストックしても良いでしょうし、根菜類の保存などにも。

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玄関先やリビングに置いて、スリッパやルームシューズを入れるのにもいいでしょう。

底上げされた形なので、通気性も◎
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雪深い長野県北部で、江戸の頃からはじまったといわれる根曲竹細工。

通称 根曲竹、正式にはチシマザサと言います。雪の重みに耐えながら生えることから、

しなやかで粘りがあって、折れにくく、籠の素材としても良質です。

やや節くれ立った根曲竹のちょっと無骨な質感は、また他の竹とは一味違うぬくもりを感じさせてくれます。


二つ目は、長野根曲竹細工のかばん籠。こちらも再入荷です。
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長野根曲竹細工 かばん籠 12,000円(税別)
およその寸法(cm)36×21×高さ21(持ち手含めた場合45)


こちらは、青みは抜けつつあって淡い黄色になってきました。

縁巻きのひごは同じく燻した竹を使ったものです。

瓶籠ではないんですが、一升瓶を入れてみました。

もう一本くらいは入れられますね。

底は六つ目編み、支えの力竹も渡してありますからある程度の重みにも耐えられる造りになっています。
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こんな風にお台所でお酢やお醤油、お酒などの瓶を入れておくにも良いと思います。

手つきなので、持ち歩いたり移動させたりもらくらく。
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やはり底上げされているので、通気性も良好ですよ。

野菜や果物の保存籠、雑誌、インテリア小物の収納にも。

もちろんかばん籠ですから、お出かけにももちろんお使いくださいね。
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by kougeihyakushoku | 2016-10-28 14:53 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 岩手すず竹細工の手つき楕円盛笊(大)が入荷しています

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こんばんは。

連日、以前に注文していた竹細工の品々の入荷が続いています。

なかなかいっぺんに入ってくることが少なくなってしまったので、

途切れ途切れのご案内で申し訳ありません・・・!


さて今日は、定番人気の岩手すず竹細工の手つき楕円盛笊の入荷のお知らせです。

昨日の記事の&プレミアムさんの横にもそっと置いておいたので

気がつかれた方もおられたかと。


今回のものは、昔からお願いしているベテランのつくり手さんのもの。
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岩手すず竹細工手つき楕円盛笊(大) 3,400円(税別) およその寸法(cm)32.5×22×高さ4.5~5

ちょっといびつなのもご愛嬌。

程よく縁が立ち上がっていて、深さも頃合です。
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洗いざるとしても、盛ざるとして使いやすい形。

また両サイドに持ち手がつけられているのも、また良くて。

持ち手がついているだけで、作業がしやすかったり、乾かしておく時にも掛けておけたりと便利。

うつわとして食卓に置いても絵になります。


さて。いつもとっても人気者の手つきの楕円笊。

特に最近は本当に人気沸騰していることもあり、なかなか大・中・小と揃いません。

待ってくださっているお客様には、本当に申し訳ないと思っています。

百職が開店した2009年から、定番としてお取扱いしていますが、

その頃はまだこれほど入手が難しいということはなく、

コンスタントに店頭でも揃っていることが多かったのですが、

竹細工が見直され、竹細工ブーム(?)の波も訪れ、

この笊もまさかこんなにも人気アイテムとなるとは当時は予想していませんでした。

制作が追いついていないのは、

この笊はそもそも作るのが難しいこと、

作れる方もそこまで多いわけではないというほかにも、事情があります。

以前、この百職のブログにも書きましたが、

岩手すず竹の産地では、材料の竹がここ数年あまり生育が良くないということ。

また、いつもお世話になっている竹のつくり手さんからお聞きしたのは、

良質な竹が生える山に、熊(人食い熊も出るそうで)が多く出没するなどで、

材料集めに苦心することも今年は多いのだとか。

つくり手さんは、来年、再来年も、もし良い竹が採れなかった時のことを見据え、

材料の竹を手もとにいつもより少し多く残しておいたり、

制作や出荷を控えめにして、来シーズンにも竹細工の品物がまわせるように工夫する向きもあるので、

今年はなかなかお客様までお品をお届けすることができない、そういう状況です。

ほしいと思ってくださっているたくさんのお客様のお気持ちを想像すると、

お店としてはとても申し訳なく思う部分でもあります。

ただ、「自然とうまく付き合う」という姿勢を大切にしないと、

根本的なこと・・・竹細工そのものを存続させることも危うくなってしまうわけです。


もちろん私は、

実際の制作に携わっているつくり手さんではないので、

100%制作される皆さんの気持ちがわかるなんて、とてもじゃないですが言えません。

当然、様々な考え方が現場ではあるはずです。

ですから、あくまでも事実としてお聞きしたことから、

伝える側の、店の人間として、感じて、そして考えた結果、その思いを、こうして書かせて頂きました。


まわりまわって使ってくださる側の方々にも、影響してくることはいっぱいあるのですけれども、

竹細工を好きでいてくださる使い手の皆さんがこういった状況を理解してくださって、

それでもこれからも竹でつくられた道具を愛用してもらえましたら、

届ける側の私としてはとてもとても嬉しいです。
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by kougeihyakushoku | 2016-09-23 20:08 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 山梨すず竹細工の米砥ぎ笊八寸が入荷しています

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こんばんは。

秋の長雨が続きます。

ニュースでは関東地方は朝からずっと雨が降り続いているそうで、

また千葉では冠水も起きているそうですし、

どうも今年の秋も、台風や秋雨前線には充分気をつけて過ごす必要がありそうですね。


さて、ここしばらくよくお客様より、

「米砥ぎ笊、ないですか?」と聞かれることが多かったのですが、

たまたまなのか、それともそろそろ新米の季節だからなのでしょうか。

今日は久々に、山梨県すず竹細工の米砥ぎ笊が入荷したお知らせです。

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山梨すず竹細工 米砥ぎ笊八寸(五合サイズ) 4,200円(税別) およその寸法(cm)径24×高さ12

八寸は、目安として五合の容量ですが、三合しか炊かないというご家庭でも問題なく使って頂けます。

三合でしたら余裕を持ってお米を入れられてスムーズに米砥ぎができます。

逆に小さめのものですと、研いでいる最中にお米が飛んでこぼれてしまうこともあるかと思います。

米砥ぎ笊について言えば、大は小を兼ねると言って良いと思います。

すず竹細工といえば、岩手県すず竹細工と山梨すず竹細工の二つが有名です。

山梨のすず竹細工は、岩手の物よりもひごが細くとるのが特徴で、

細いひごから成る細やかな編目は、精緻で美しい印象を持たれることでしょう。
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しなやかでなめらかな質感で水切れも抜群。

篠竹などの米研ぎざるよりはやや弾力に富んでいるので、

「力竹」と呼ばれる十字の竹が、底部に差してあります。

これは中に物を入れたとき、その重みをしっかり支えられるように。

たっぷり物を入れて、ざるがしなっても力竹がしっかり支えてくれるから安心、という工夫です。

どの地域の竹細工も、その土地に生える竹の性質を見極めて、

それに合わせた工夫がたくさん成されていて、それにはいつも驚かされるばかりです。


お米を研ぐ以外にも、野菜の水きり、麺の湯切りしたり、ボウル代わりとして調理途中の野菜を盛る、

鍋物の野菜を盛る、野菜や果物の保管に・・・などなど、

シンプルな形だからこそ、日々の暮らしの中では一つで何役もこなして活躍してくれます。
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現代のように、物をたくさん持っていなかった時代には、

一つ持っていれば何通りもの使い方ができる日用品が、日々の暮らしを助けてくれていたはずです。

昔ながらの形を受け継ぐ竹細工。

ずっとずっと長い間使い続けられてきた中で「これは使いよい」というものが生き残り、

親から子へ、子から孫へと連綿と伝えられ、受け継がれ、

そして今こうして私たちが手に出来ているというのは、

これは一種の奇跡のような、本当に尊いことなんだろうなあと、思うのです。

伝わってくれてありがとう、とつぶやいてみたり。
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※8年くらい使っている我が家の米砥ぎ笊。日あたりの良いところに置いていた頃にだいぶ日焼けしてしまいました。
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by kougeihyakushoku | 2016-09-22 20:41 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 大分別府竹細工の茶こしが入荷しています

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こんにちは。

今日はじっとりむしむしとした空気の流れるお天気となっています。

近付いてきている台風の存在感が日に日に増していっていますね。

今日は土曜日ということで、あちこちからお客様もお見えくださって、

ただ百職が、細い路地奥のとってもわかりにくい場所にあるため、

お店の場所を訊ねるのにかかってくるお電話を今日はひときわ多く頂いております。

ご来店してくださるお客様にはご迷惑をおかけしております・・・。


さてお店には久々に、大分別府竹細工の茶こしが届きました。

小サイズです。

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大分別府竹細工 茶こし(小) 900円(税別)
およその寸法(cm)径6.5×全長15×茶こし部分の深さ7


真竹と籐が使われています。

小さなおサイズなのに、細作りのひごでテンポ良く編まれた編み目は菊底編み。

すっきりと清潔感があります。

細やかな目なので、細かな茶葉も逃しにくく出来ています。

大・中・小とありますが、現代のご家庭で茶こしとしてお使い頂くのでしたら、

やはり一番小さなサイズがぴったりかと思います。

昔ながらの形で、ちょっぴり深めに出来ているのも特徴です。

味噌漉しとして使っても良いですね。
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by kougeihyakushoku | 2016-09-17 17:15 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)

入荷 岩手すず竹細工の丸笊(九寸・一尺)が届いてます

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こんにちは。

京都は台風到来の一日となりそうな雲行きとなってきましたよ。

各地で被災されたところもありますし、楽観できませんね。


さて久しぶりに岩手すず竹細工より丸笊が入荷しています。

最初の写真は、30cmサイズの丸笊のほうです。

載せたクロワッサンは、大きめサイズです。


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岩手すず竹細工 丸笊
左/九寸(径およそ27cm) 3,200円(税別)  右/尺(径およそ30cm) 3,500円(税別)
 

笊の中では定番中の定番ですね。

まあるい形。

でもこちらの産地の丸笊は、真円というよりいつも少し楕円のような丸です。

そこもまた個性だな、と感じます。

麺類などをご家族みんなで召し上がるご家庭では、大きなサイズもあると便利ですよね。

九寸はおよそ27cm、一尺はおよそ30cmと、大皿のように使って頂けるサイズ感です。

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重ねるとこんな感じ。
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およそ3cm違うというと、これくらいになりますね。

お店に行くと、一人一枚の笊に盛られて、お蕎麦などは出てきますが、

お家で使うならみんな一緒に、もいいですよね。

干し野菜をいっぺんに作る時にも重宝します。

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縁は矢筈巻(地域によってはえび止め、とも)と呼ばれる技法を使って、

しっかりと作られていますし、とてもきれいです。

すず竹は特有のしなやかな質感が手にも優しく、使い心地が良いので、

知らず知らずの内に毎日手が伸びていることが私自身もとても多いアイテムです。

竹との暮らし、皆さんもぜひ楽しんでくださいね。


お問合せの多い岩手すず竹細工、他にもいろいろ注文しておりますが、

今回は届いたのは丸笊のみなのでどうかご了承ください・・・。

他のアイテムを楽しみにしていらっしゃるお客様には申し訳ないのですが

今年は、材料のすず竹の生育状況があまり思わしくないということと、

すず竹が採れる地域の山々に熊が出没しており、材料の入手が難しいという話を聞いています。

岩手すず竹細工の良さは年々見直され、近年は人気で制作が追いつかないほど。

それに加え、今年は材料不足や熊の出没など、

自然との関係の中でお品が揃いにくい状況となっています。

今は、たいていの物がお店やインターネットショッピング等を通じて手に入りやすくはなりましたが、

天然素材を使用するお品については、自然界の気候や状況に左右されることも多いものです。

あくまでも自然からの恵みを分けてもらっていることへの感謝の気持ちを忘れずに、

大切に使うよう心がけていきたいですね。
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by kougeihyakushoku | 2016-09-05 12:37 | 編組細工、産地の手しごとの品々 | Comments(0)


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