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カテゴリ:波多野 裕子( 11 )

白から春へ展 波多野裕子さんのガラスのランプシェード

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春分の日の今日。

あいにくのお天気でしたが、春の雨が降るごとに、

庭木たちの芽がふっくらと大きく膨らんできているのを見ると

とっても嬉しくなります。


今回の春展に出展してくださっているつくり手の皆さんも、

草木染めをされていたり、

植物がお好きで、モチーフの中にも自然と植物のイメージを取り入れている方ばかり。


昨日書きましたガラスの波多野裕子さんも、

今回の豆皿には花の名前をつけていらっしゃったりしています。


さて器の他に、今回は去年即完売してしまった

パート・ド・ヴェールのガラスで作ったランプシェードを出してくださっています。
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明かりをつけてないとこんな感じです。

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ランプシェード大 12,000円/ランプシェード小 10,000円
(電球やコードなど一式での販売です/引掛シーリング付)


薄ぼんやりと曇ったガラスの向こう側から、

ほのぼのと灯る照明の光は柔らかで、うっとりするような美しい質感。

リラックスしたいリビングや、寝室などに優しい光を灯してくれると思いますよ。

百職でも、実際に天井に取り付けてありますので気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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by kougeihyakushoku | 2013-03-20 22:59 | 波多野 裕子 | Comments(0)

白から春へ展  波多野裕子さんのガラスの器

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昨日の雨とともに、どんよりとした灰色の空は流れ落ちて、

今日は澄んだペールブルーの空です。


今日は企画展最中ということで営業していますが、火曜日は普段は定休日。

それもあってか、お客様の流れもゆったりとした一日になっています。


さて、今日は写真日和でもありました。

昨日は撮れなかった「白から春へ」展で並んでいるのものたちを写真に収めましたよ。


今日はガラスの波多野裕子さんの器を。

季節の色から写し取ったような、柔らかできれいな色合いの器たちが届いています。

豆皿としても、箸置きとして使って頂けそうな、春色の小さな小さな花びらのような器。
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木蓮 各3,200円

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山吹 各3,200円


こちらはグレーとブルーが混ざったような、冬をイメージするような、澄んだ色の器。
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リム小皿 各3,600円


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白片口 3,800円

雪のかたまりでできたみたいな、白くてちっちゃな愛らしい片口。
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手の上に載ってしまうくらいです。

深さがあるのでドレッシングを入れたり、

緑がきれいな春野菜でおつまみを作って、ちょこんと盛り付けてみても。


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コップ 各4,800円

桜の花と、若葉のような色。春色のコップで何を頂きましょうか。


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鉢 5,200円

半透明の白の中に、うっすらとグリーンとすみれ色が漂っています。
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これにも、淡い色みの春の一品がよく似合いそうです。


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水たまり皿 3,600円

色も名前も可愛らしい豆皿は、淡い淡い水浅葱色。

意外にも、和のしつらえのテーブルにもぴたりと合う感じです。


ほんのり色づいた表情が柔らかい、波多野裕子さんのガラスの器。

春のお日様の光の下で、ぜひ手にとって見てみてくださいね。
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by kougeihyakushoku | 2013-03-19 18:04 | 波多野 裕子 | Comments(0)

新商品:波多野裕子さんのガラスのコップが入荷しています

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入荷から時間が空いてしまいましたが

こちらは、ガラス作家 波多野裕子さんの新作コップです。
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手前・灰瑠璃ゴブレット 高さ 約9.3cm 5,300円
中央・灰濃青コップ/右・灰淡青コップ 高さ 約7.8cm 各4,800円


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微妙な色の濃淡。それぞれに美しいコップたち。

以前は、すとんとしたストレートな形をご紹介しましたが、

今回は、ちょっとくびれたラインの新しい形をお願いしていました。

しっとりした波多野さん特有のガラスの質感とあいまって、エレガントです。

適度な重みもあるので、実は倒れにくく、普段使いにもおすすめです。
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今回のシリーズは、冬に見る煙った海のような青。

とても静かで深い色はなかなか見ることができないと思います。

完成するまでに色々苦労をおかけしたようですが、

その先で、こんな美しいものを見せてくださる波多野さんに心から感謝です・・・


ただの水さえ、何かロマンチックな飲み物に感じさせてしまう、

波多野裕子さんの作り出す、独特のガラスの質感。

うっとりと、見入ってしまいます。


さて、入荷のご案内をします、と昨日予告していた吉田慎司さんの箒ですが、

アップする前に、本日早くも一本が、良い方に嫁いでいきました。

嬉しいことですが、紹介を楽しみにされていた方がいらっしゃいましたら申し訳ありません・・・

写真を撮り直して、明日ご紹介いたします!
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by kougeihyakushoku | 2012-11-30 17:02 | 波多野 裕子 | Comments(0)

新商品:ガラス作家 波多野裕子さんのランプシェード

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パート・ド・ヴェールのガラス作家である波多野裕子さんが

またまた納品をしに、東京からここ京都の百職までお越しくださいました。

今回届けてくださったのは、ガラスのランプシェード。

6月に東京で個展をされていた時に初めて目にして、

もうすっかり心奪われてしまいました。

お店に初めて取り付けた数日前、

それこそしばらくぼーっと見とれてしまいました・・・。
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ランプシェード 波多野裕子 12,000円 sold
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こちらは点灯時。

パート・ド・ヴェール独特のほのかな透明感と淡く煙ったような質感。

そして波多野さんが作る、

時間や季節が移ろっていく時の空のような、そんな微妙な色合い。

シェードそのものの形はごくシンプルですが、

それが余計に、質感と色の美しさを際立たせています。

照らす、という役割を持つ照明。

そこに、更に心ときめくような美しさを漂わせ、

空間を特別な場所にしてくれる、波多野裕子さんのランプシェード。

魅力的とはこういうことを言うんだな、と、この明かりを見つめながら思うのです。

※売約済みとなりました、波多野裕子さんのランプシェードは
来年3月以降に、1点追加納品をして頂く予定です。
入荷次第ご連絡も承りますので、ご希望のお客様はお声掛けください。
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by kougeihyakushoku | 2012-09-29 09:30 | 波多野 裕子 | Comments(0)

新商品:ガラス作家 波多野裕子さんの線刻深皿

ご紹介すると書いて、しばらく間が空いてお待たせしてしまいました。

東京で活躍中のパード・ド・ヴェールのガラス作家である

波多野裕子さんより届いた新作の深皿です。
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線刻深皿濃・淡 波多野裕子 
4,800円 およそ径13.5cm×高さ3.5cm 各1ずつ


色は薄い灰色がかったブルーで、色の出方で濃いめと薄めがあります。
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そして器の縁の内側に、

その頂を飾るように、細い細い線刻が幾筋か入れあります。

この華奢な線刻が、光の加減で

さりげなくきらっと光る一瞬がまたなんともきれいなのです。

ふとした時に感じるこのきらめきが、とても上品で奥ゆかしくて

普段ガラスの器をあまり使わない方も

ちょっと手に取りたくなってしまうような雰囲気。
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皿と言っても、少し立ち上がりのある「鉢状」になっているので

ちょっと汁気のあるものを盛り付けても大丈夫。

朝には、ヨーグルトにちょっとフルーツを添えて。

サラダだったら、トマトが美味しい今の時期、

モッツアレラとバジルと一緒に、カプレーゼも映えそうです。

和食に使うなら、夏野菜の揚げ浸しなんていうのもどうでしょう。

普段使いにも嬉しくて、

ちょっとお客様がいらした時でも使って頂ける

夏のおすすめの器です^^
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by kougeihyakushoku | 2012-07-31 17:38 | 波多野 裕子 | Comments(0)

波多野裕子さん、パート・ド・ヴェールでコップをつくる2

前回に続き、波多野裕子さんのパート・ド・ヴェールの

コップ制作の模様をお届けしています。

ちなみに前回の記事はこちらからどうぞ→

今回は、いよいよ型に

ガラスの粉を詰めるところから始まります。

波多野さんが使うのは、より粒の細かなフリットというガラスの粉。


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6.フリットを詰めた型。

型の上には「湯口」というガラスを受ける口が乗っています。

この湯口も石膏で出来ていて、時間がある時に作るのだとか。

フリットが満杯に詰まっていますが、

窯に入れてガラスが熔けると嵩も減って

ちょうど良くなるんだそうです。

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7.型を窯に並べます。

そして、電気炉の窯に入れ、焼成です。


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8.焼きあがって窯の蓋を開けました。

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9.徐々に冷まし、常温になったら

石膏型から割り出していきます。せっかくの型も、木槌で!

「お皿や鉢は割り出す時に、スルッと中の型も取れるのですが

コップのように深いものは、

中の石膏を掘り出して取り除きます(波多野さん談)」

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10.焼成の際に生じた、熔けたガラスがはみ出したりして出来た

不要な部分(バリと呼ばれます)などを研磨機で削った所。

この後は、サンドペーパーを水でぬらしながら

コップの表面全体を丁寧に

なめらかになるまで磨いていけばできあがりです。

水研ぎして、乾くたびに磨きの足りない部分は白く浮き出るので

何回も何回も、研いでは乾かしを波多野さんは繰り返します。

「コップのように深いものはガラスが流れにくいので、

お皿や鉢よりも原型が厚めに作ってあります。

(隙間が広い分流れやすいので)

でも厚いと重くなってしまうので、

焼き上がりから半分近く削って薄く軽くします。(波多野さん談)」



パート・ド・ヴェールとはフランス語で

Pâte de verre「ガラスの練り粉」という意味だそうです。

調べてみると、パート・ド・ヴェールは

紀元前のメソポタミアの時代にまで遡る技法なのだそう。

しかし、古代ローマのフェニキアで吹きガラスが発明されると、

工程が多く、作業時間もかかるパート・ド・ヴェールは

量産できる吹きガラスの流行とともに消え、

「幻の技法」となりました。

そして19世紀のアール・ヌーヴォーの時代、

パート・ド・ヴェールは再興しますが、

作家たちの多くは、その制作方法を秘密にしたということもあり、

時代の変化と共に再び失われました。

ようやく1970年代に実験考古学の分野で

メソポタミア時代のパート・ド・ヴェールが研究され、

その後の現代の作り手たちの手によって

少しずつ技術の復興が行われ、今に至っています。


一つのものが作られていく過程において、

まだまだ時短と合理性が中心の世の中において

パート・ド・ヴェールの器の作り方は

驚きかもしれませんが

丁寧に下ごしらえして作られた食事の美味しさは

誰もがうなずいてくださるのではないでしょうか。

食べる人を思う豊かさと、

使ってくれる人のことを思う豊かさを思い描いてもらえたら

等しく美しく、そして尊いものだということを

きっと感じてもらえると思います。
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by kougeihyakushoku | 2012-07-26 21:38 | 波多野 裕子 | Comments(0)

波多野裕子さん、パート・ド・ヴェールでコップをつくる1 

今日はパート・ド・ヴェール技法で器を作る

波多野裕子さんの、コップが出来上がるまでの工程を

お届けします。

パート・ド・ヴェールの基本的な制作方法としては、

(もちろん作り手によって様々な制作方法が編み出されていますが)

ザラメのようだったり、片栗粉くらいだったり、

様々な細かさに振るい分けられているガラスの粉を使います。

粒の大きさによって

「カレット」(粒の大きなガラス)、もしくは「フリット」(粒の細かいガラス)と

呼び名が違うそうです。


そこに色ガラスを粉末にしたものを混ぜ、

電気炉の中に入れ、吹きガラスよりも低温で焼き上げます。

まるでやきもののように焼かれたガラスの中は

細かい泡粒たちで満たされています。


さて、波多野さんのコップが作られる工程を見ていきましょう。
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1.ロクロで挽いたもの
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2.削って形を整えたもの
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3.コップの内側の型、外側の型
(右は原型を取り外したまま、左は洗ってサンドペーパーで整えたもの)

作業はここまででやっと1/3ぐらいが終了だそうです。

1と2でもわかりますが、

波多野さんのコップはこうしてまず陶土をロクロで挽いて、

原型を作るところから始まります。

そしてまた、コップの内側の型と、外側の型を

なんと分けて作っています。

これを割り型と呼ぶそうです。

縦に長いもの、

平たくても高台の直径が器の縁の直径よりも小さいものは

割り型にしないと原型が取り出せないのだそう。

波多野さん曰く

「確かに手間なのですが、

どうやら割り型にしないとならない形の器が好きみたいで・・・」

長く陶芸をされていた波多野さんならではの

こだわりの形がやっぱり頭の中にあるんでしょうね。
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4.割り型を合わせ
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5.石膏で周りを固め
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6.石膏が固まったら、水を入れ容積を量ります。

水で容積を量るのは、材料になるガラスを

どれくらい型に詰めたらいいかを計算するためだそうです。

水を1として、ガラスの比重は約2.6。

量った水の量に、2.6を掛け算するのです。

4で型の周囲に巻いてある針金は、石膏の補強とのこと。

下の方に飛び出してる針金は、空気穴用。



ここまで見て、昨日のコップが出来上がるまでに

こんなことが行われているなんて、

どれくらいの人が想像つくのでしょうか。

私の頭では、

まるで何光年も先で行われていることのように見えます・・・


さあ、次回は完成までの工程をお届けしますね。

どうぞお楽しみに。
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by kougeihyakushoku | 2012-07-26 20:15 | 波多野 裕子 | Comments(0)

新商品:ガラス作家 波多野裕子さんのコップ

ここ京都の祇園祭もいよ終わりに近づいてきました。

毎年7月1日に行われる

山鉾町内の打ち合わせからすべての行事を含めたのが祇園祭。

昨日は花傘巡行、

そして神輿が街を練り歩きながら八坂神社へと戻る還幸祭があり、

今日は昼間に、奉納狂言が八坂神社で行われました。

ちなみに私は、今年もしっかり菊水鉾のちまきを買いました。
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※ちまきとは、笹の葉で作られた厄病・災難除けのお守り。
毎年祇園祭の宵々々山から宵山の時にだけ各山鉾のお会所や八坂神社で販売されます。
京都では多くの人がこれを買い求め一年間玄関先に飾ります。


さて、その祇園祭の一番のメインである山鉾巡行の日。

森谷和輝さんの個展期間中でもありましたが

その日、はるばる東京から

ガラス作家の波多野裕子が納品に来てくださいました。
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左・灰青コップ/右・燈コップ 
高さ 約8.3cm
各4,600円
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上から覗き込んでみました。

底に厚みがあるので色も濃くなっています。

飲み終わったときも、色が楽しめますね。
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灰色がかったブルーはやっぱりひんやり感が増しますね。
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朱色のような橙色のような珍しい色も。

こちらはあかりが灯ったような色に、ほっとします。


今回もう一つ納品された素敵なガラスもあるのですが

そちらはまた次のお楽しみに。


さて。

波多野さん、今回納品してくださったお品の

なんと制作工程のお写真を、何日かに分けて送ってくださったんです。

このガラスのコップたちが生まれるまでの、一つ一つの丁寧な作業に、

こんなストーリーがあったんだ、と驚きます。

ぜひこちらの写真も紹介していきますので

どうぞお楽しみに。
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by kougeihyakushoku | 2012-07-25 21:27 | 波多野 裕子 | Comments(0)

波多野裕子さんの硝子のしごと

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雨が煙り、雲をまとったスカイツリーも情緒があっていいものですね。

定休日の火・水曜日と、お世話になっている作家さんの個展を観に、

東京へ出かけてきました。

まず初日は、先日ブログでもご紹介したばかりの

ガラス作家 波多野裕子さんの初個展を訪ね、東京 錦糸町のギャラリープリズムプラスさんへ。

他にもお客様がいらっしゃったので、写真撮影はちょっと控えめに。



個展中でしたが、常設のアイテムも少し見られました。

ガラスが多いそうですが、他にも陶器、木工、漆など

やはり素敵なお品がたくさん。
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しばらくすると

波多野さんや、オーナーの井上さんが、

私たちも含めた丁度居合わせたお客様皆さんを、

すぐ奥にあるアトリエに案内してくださいました。



原料となるガラスが、使いやすく色別に分けられています。
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こちらはもっともっと細かいガラス粉。色見本がついてキレイですね。
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中には片栗粉ほどの細かい細かい粒子のものもあるのだそうです。

波多野さんはこれに、無色のガラス粉を配合して器を作るそう。

小数点以下のグラム数まで、粉の重量の数値も記録しているということで、

たとえ僅かな違いでも、大きく異なった発色になってしまうのだそう。

波多野さん独特の、淡い中に広がる美しく繊細でデリケートは色相は

こうして生まれているんだなあと感嘆。 



アトリエには、他にも作業中の方々が。
(お邪魔させて頂きありがとうございました)

こちらの作家さんは、ガラスでつくった表札を磨き上げていらっしゃいました。きれい。
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氷のようなガラスの塊。つい撮ってしまいました。
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味のある古い配電盤。
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磨き途中の波多野さんの器。

よく見ると、白く曇った部分がありますが

こういう部分を徹底的に磨いていきます。
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ぬれた器を拭くためのタオルは必須アイテム。あちこちにタオルがいっぱい。
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こちらはガラスを磨くグラインダー。
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磨きたい器を水でぬらして、回転するダイヤモンドの砥石で水研ぎします。


波多野さん、会期中も追加で作品を並べるために

こんな感じで磨いていらっしゃるそう。
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グラインダーで磨いたあとは、ペーパーで水研ぎ。
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指の感覚で確かめながら、

磨いては洗って乾かし、また磨いては洗って乾かしを繰り返し

丹念に仕上げていくのだそうです。

ガラスは鋭利な側面を持つもの。

ですからしっかりと磨いて仕上げることは必要不可欠な作業。

以前、波多野さんからのメールに「指がぼろぼろです」と書かれていたことがあったのですが

いったい、どこまでのラインで「よし、これで磨き上がった」と手を置くのか。

それぞれの作家さんの指の感覚をもって、

「ここ」という地点の感触に着地するのでしょうけれど、

しかし、どこまでいっても終わりがないようにも思えてくる作業です。

「これで終わったと思って、洗って乾かして、

でも、やっぱりここだけ磨こう!ってなったりするんですよねえ」と波多野さん。

ふと、自らの絵の多くにいつまでも手を入れ続けていたという、

レオナルド・ダ・ヴィンチのことを思い出しましたが

彼女もまた、これで終わり、と思うタイプの作り手ではないのかもしれません。



そんな表には見えない作業の数々が

波多野さんの美しい作品づくりを支えているんだな、と改めて拝見できて良かったです。

その甲斐もあって、波多野さんのブログにもありましたが、

初個展にも関わらず、ほとんどの作品がなんと軒並み売約済みになっておりました。
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今回のべ100点以上出品し、

しかも今もこうして追加しながら出しているそうですが、

嬉しい悲鳴ですね^^


お忙しい中、波多野さん、そしてオーナーの井上さん、

素敵な時間を本当にありがとうございました。


波多野さんの初個展「硝子のうつわ」、16日まで開催しています。

展示作品は少なくなっていらっしゃいますが、

興味のある方はどうかぜひ足を運んでみてくださいね。

中々東京までは・・・という方は、

百職にも波多野さんの新作が入荷してきていますので、ぜひ観にいらしてください^^
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波多野裕子 硝子のうつわ
2012.6.9(土)-16(土)
12:00-19:00 ※会期中無休

ギャラリープリズムプラス
130-0011
東京都墨田区石原4-16-7
TEL 03-5608-9392
■アクセス
・JR総武線・地下鉄半蔵門線 錦糸町駅より徒歩10分
・東部鉄道東京スカイツリー駅より徒歩15分
・都営浅草線 本所吾妻橋駅より徒歩13分

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by kougeihyakushoku | 2012-06-14 19:48 | 波多野 裕子 | Comments(0)

新商品:ガラス作家 波多野裕子さんの器たち その2

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いよいよ関西も梅雨入り。

午前中は晴れていましたが、夕方を過ぎると少しずつ曇り空に。

その雲の隙間から差し込む淡くほのかな陽射しのような、

ガラス作家 波多野裕子さんの器。

今日はその新入荷の続きをご紹介。

黄灰色小鉢 波多野裕子3,200円
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碧色皿 波多野裕子 3,800円
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桃色皿 波多野裕子 4,200円
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リム大鉢白灰色 波多野裕子 8,800円
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リム大鉢栗鈍色 波多野裕子 8,800円
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今日も何人かのお客様が、

魅入られたように手に取り、しばらくじっと眺める姿がありました。

お話してみると、皆さん、この独特の質感や色みをすっかり気に入ってくださっているようでした。

波多野裕子さんのガラス。

百職でも、瞬く間に浸透していきそうな気配。

すべて一点ものですので、気になる方はどうぞお早めに。


波多野裕子
1968年 東京生まれ
1992年 早稲田大学第一文学部卒業
1993年 陶芸を始める
2004年 彫金を始める
2008年 パート・ド・ヴェールを始める
2009年 神保町にアトリエ&ギャラリーdadacrafts開設

以降、各地のクラフトイベントや、2011年「工房からの風」出展などを経て、
2012年6月東京 錦糸町のギャラリープリズムプラスにて初個展。

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by kougeihyakushoku | 2012-06-11 19:20 | 波多野 裕子 | Comments(0)


手しごとの器・道具 テノナル工藝百職のブログ


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●次回の日曜百職市
3月26日(日)
「さざなみベーカリーさんの
店頭マーケット」
テーマ 未定

*作家さんHPなどなど
工房いろ絵や
木工作家 小塚晋哉/こじか木工室
ガラス作家 森谷和輝
陶芸家 叶谷真一郎
陶磁 松本美弥子
陶芸 石原ゆきえ
陶芸 小川麻美
陶芸 齋藤有希子
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染織 飯島たま
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